中国人「なぜ先進国の日本の街中に電柱が立ち並んでいるのか?」 中国の反応

なぜ先進国の日本の街中に電柱が立ち並んでいるのか?
「日本では何を見るべきか?火山や桜やアニメを見る?」
「街中の電柱と電線が一番の見所だよ」
こんなジョークを言う人がいますが、このジョークにはそれなりの理由があります。
アジアの中でも先進国の一つである日本では、昔から「先進国」とは似つかわしくない現象が起きています。 統計によると、日本には3500万本以上の電柱があり、年間約7万本のペースで増加しており、一人当たり平均3.5本となっています。一方、経済的に豊かな都市では、都市の美観や安全面での危険性を軽減するために、ケーブル・トゥ・グラウンドが実現されて久しいのですが、先進国の日本では、なぜいまだに電柱があちこちに立っているのでしょうか。
膨大な数の電柱は歴史が遺した問題である
これは日本の経済発展の歴史的遺産とも言えます。 19世紀の明治維新の時期には、日本は欧米の産業革命の最後の列車に追いつき、日本の急速な上昇と先進資本主義国の中で、強力な国力、日本の急速な電気の普及に支えられた産業変革を遂げました。 しかし、日本の初期の開発はあまりにも急速であったため、電線の数は急増し、現代の街中は電柱でいっぱいとなってしまっています。

しかし、電柱がいっぱいの通りは景観に影響を与えており、「無電柱率」を他の都市と比較すると、なぜ日本はこれらの古くてごちゃごちゃした電柱を排除していないのかと不可解な気持ちになります。 国土交通省が発表したデータによると、ロンドン、パリは無電柱率100%、シンガポール、ベルリン、ニューヨークは無電柱率80%以上、日本全体(都市部の幹線道路)は15%にとどまっていますが、首都東京主要都市でも41%にとどまっています。 先進国でもある日本が、なぜこれほどまでに送電線の地中化に消極的なのでしょうか。

(世界の主要都市における無電線率)
日本の電柱に対する人々の美意識
街中の電柱を残しているのは見た目のためなのか?
本当にそうです。 ごちゃごちゃしていますが、日本の街並みには独特良さがあり、風情を感じることができます。 アニメではいつもリアルなシーンが映像になっているのを見ますが、綺麗で美しい映像には上からワイヤーを織り交ぜたものが点在していて、日本らしさを感じます。 アニメのイメージに近いリアルなシーンを求めて、今でも多くの海外ファンが日本に足を運んでいます。 電柱が日本文化の呼び水になっているとも言えます。

地震やその他の不確実性は、地中のケーブルに潜在的な危険をもたらします。
無電柱化はケーブルが地中にあるのが一番ですが、東電は地中送電網に反対しています。 彼らの見解では、ケーブルが断線した場合、端点検出装置の精度に限界があるため、断線箇所の位置を目視で迅速に判断することができず、地面を掘ることでしか断線箇所を見つけることができないそうです。 地震や水害などの自然災害が発生した場合、自然災害がなくても停電修理の長さが長くなると、破断点の位置を特定するために、膨大な作業量とコストを無視できません。 また、日本はプレートジャンクション地域に位置しており、地殻が非常に不安定で地震や活火山が多く、地中に送電網を構築する際には長期的な自然災害が避けられない問題として存在するのです。

土地の私有化はケーブルの参入交渉が難しい
地中ケーブルを実現するためには、多くの土地資源を開発しなければなりませんでした。 奇しくも、日本の土地所有制度は、明治維新期に私有地が認められて改革されました。 長年にわたり、私有地の所有権と私有市民の利益の両方が強化されてきました。
今の日本社会では、政府には国民から土地を奪う権利はなく、自治体の建設や公益の名目で強制的に土地を奪うことはできず、協定の交渉をしなければなりません。
今の日本社会では、政府には国民から土地を奪う権利はなく、自治体の建設や公益の名目で強制的に土地を奪うことはできず、協定の交渉をしなければなりません。 その典型的な例が成田空港建設で、40年に及ぶ交渉の末、成田空港の南側拡張に必要な土地について7世帯を納得させることができず、ついには当初の計画であったB滑走路建設を断念せざるを得なくなりました。

(B滑走路に干渉する土地)
交渉の難しさに加えて、政府が土地を収用する際には、住民に納得のいく補償と保障が必要です。 例えば、広島の旧市街再開発計画では、明確な法令や条例、算定基準があります。 宅地の収用は、土地の所有権から家の中の花瓶や植物まで、資産の評価に含めることができます。
「立ち退き世帯の生活水準を現在より低くしてはならない」というのが計画の基本でした。 土地の私有化が日本人の心に深く根付いていることは明らかであり、無電柱・無電線という目標を達成するためには長期的な交渉が必要なのです。
無電柱の土地を実現するには、コストと技術力が必要です。
根本的な問題は、日本政府が完全無電柱化には程遠い予算を出していることです。
以前、2020年の東京オリンピックのために、日本の国土交通省は、予算によると、「完全無電柱化」を達成するために東京の繁華街で最初に計画しています。国土交通省は、年間300億円(約18億8600万元)の最大値を提供するだけでなく、1キロあたり約6の平均コストで地面にワイヤーを埋めるためのプロジェクトがありました。 しかし政府の年間予算では50キロ分の電柱を埋められるだけで、この予測では2020年には350キロの電柱しか埋まらないのです。

一方で、100年以上も電柱が存在してきた日本の資本主義社会では、電柱にはあまりにも多くの機能が付与されており、解体すれば「一つのものが別のものにつながる」という状況に直面することになるでしょう。 しばらくは停電は避けられず、企業にも大きな被害が出ることでしょう。 送電線をケーブルに置き換えれば、間違いなく長い間トラフィックに影響が出ます。 無電柱の土地を実現するにはコストがかかりますし、作業量も多く、影響も広範囲に及ぶと言えます。

日本の街中に並ぶ電柱は、歴史的な堆積物と時代の発展の結果、日本人に愛され、嫌われる存在となっています。
1. 名無しの中国人
大阪や奈良をはじめ、日本の多くの都市の道路には電柱や電線が立ち並んでるよね。
2. 名無しの中国人
正直、東京は中国の三線都市にすら敵わない。
3. 名無しの中国人
>>2
東京は繁栄、都市開発、経営の面で上海や北京よりも遥かに先を行っているよ。
4. 名無しの中国人
地震国家だからな。
空中にある電線は簡単には切れないし、修復も簡単なんだよ。
5. 名無しの中国人
しかし、落下した電線は火災を起こしたり、歩行者にとっては安全ではなかったり、交通の妨げになって救助を妨げたりすることもあるんだぞ。
6. 名無しの中国人
実際の状況では地下に埋めてしまった方がより安全だよ。
特大地震が起きて道路が断裂するようなことでもない限りはな。
もし特大地震が起きて家屋が倒壊してしまったら、電柱も当然倒れるだろうが、修復速度はかなり早いはずだ。
そういう状況では地下に埋めるよりもずっといいかもな。
7. 名無しの中国人
地震が多い国なのは分かるが、電柱が倒れるほどの大地震なんて10年に1度どこか一部の地域に来るだけだろ?
日本全土が10年に1度大地震に襲われてるなら分かるが。
少なくとも東京は100年くらいは大地震来てないぞ。
8. 名無しの中国人
インドの電柱を見てみろよ。
あれも風情があるか?
9. 名無しの中国人
わざわざ他国と比較する必要はない。
どうせ我が国は他国よりずっと遅れているんだからな。
10. 名無しの中国人
初期の資本主義の急速な工業化の痕跡を残すのは、街中の電柱と吊り下げられた電線だ。
実際に見るとかなり可愛げがあって、歴史的な味わいがあるんだよな。
11. 名無しの中国人
中国の都市では電柱は減ったが、街路灯電柱、監視電柱、標識電柱、自動車信号電柱、歩行者信号電柱など、様々な無線電柱が増えている。
電柱の総数は増えているが、地面に入るかどうかは二の次で、総合的に使えるかどうかがポイントになっている。 今や交差点に立っている電柱は20~30本どころじゃないぞ。
12. 名無しの中国人
日本の土地は私有地だから、動かそうと思って動かせるものではない。
13. 名無しの中国人
街並みのきれいさは我々が自慢できることだよな!
しかし、その実際の意味と効果は期待するほどでもないだろ。
14. 名無しの中国人
電柱って落ちこぼれを意味するものなのか?
戦争が起きたりしたら地下の配線をどうやって修復するんだよ?
15. 名無しの中国人
日本は地質災害が多く、独特の地理的環境があるから仕方がない。
メンテナンスがしやすく、きれいとは言えないが、全体的には電柱は悪くはないよ。
16. 名無しの中国人
イギリスに行けば、いたるところに公衆電話のブースがあるんだぞ。
17. 名無しの中国人
そうか、私が日本に行った時になにか寂しいと思ったのは電柱と電線がなかったからだったわ。
東京の中心部はあまり電柱ないよ。
18. 名無しの中国人
通りの上のすべての電柱は、鳥が足を休めるためのものです。とか言ってるよな。
なんて高尚な考えなんだよ!
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コメント一覧
そして国や地方自治体はその金を出す気がない
docomoが値下げに踏み切ったみたいに国が圧力かけない限りずっとこのまま
災害対策として無電線化を進めるのは急務だが、その金がどうにも捻出できない
ついでに日本には共同溝を効率的に作ることの出来る技術力が無いし請け負える事業者もいない
共同溝というものに対する技術の蓄積が皆無で、尚且海外からの新規参入を阻み続けた結果
日本はインフラ後進国の道を驀進している最中にある、この点に関しては全く言い訳のしようがない
インフラ更新は喫緊の課題だが、「電柱電線は震災復興に効率的」だとか
「電柱電線がある方が風情がある」だとか、脊髄反射で酸っぱい葡萄やってるうちは無理だろう
現状では金のある自治体だけが無電線化を進められている、だが金の無い田舎では電柱が増え続けている
工事費も洒落にならないくらい巨額になる。
金出したくないところが「サイガイガー」って連呼してごまかしてるだけ
自惚れないように
国が金を出せば良いのだよ 金を刷れるのは国なんだから
美観ガーとか言い出して税金が上がるくらいならスルーするわ
電磁波による健康リスクと引き換えに金儲けしてるんだぞ
地中化しないとそれを維持できない
街路樹を植えると維持するために植栽費用がかかる
地方自治体は電柱埋める金もなんだから無茶言うな
駐車場かよ、毎月の訳ないだろ。うちも貸してるが年に1回だぞ?
「美観が~」
とか批判する日本人の方が気持ち悪い。
自分達の事なんだから、
そんなに電柱が適切じゃないと思うなら、
自分から改善する運動でも起こせば良い。
>>中国の大通りはなかなか綺麗だぞ。でっかい道に大きな木の街路樹は歩いていて気持ち良い。
それは中国共産党がそこに立ち込めていた家々を豪快に引っこ抜き・魔改造して大通りをひねり出した結果では?
日本でそんな事ができるか? やって欲しいのか?
電線地中化は倒壊被害防止にはなるかもしれないけど、その後のインフラ復旧に時間と金が3倍かかる代物だよ?
地下溝って、大規模なものなら排水ポンプで地下水常時排出するけど、そうじゃないのって基本半年も経てば水没するからね?
神奈川なんかで地下溝化したところなんかが、何か工事やる場合、まずとんでもない量のたまった水の排水で半日、入れるようになったらどろどろのヘドロが膝まである状態から作業開始、作業するケーブル束を水で洗って工事して、その工事も水没前提の材料と作業しなきゃいけないから高価で時間かかる。
災害で断線ならまだしも、崩れてケーブル巻き込まれましたなんて言ったら電柱の時の何倍復旧に時間と金がかかるやら。
災害大国日本で地下溝化とか、地方自治体が良く見せたいとこだけ自前でやってくれと言いたい。
関電工にいる人、地下溝なんかどぶさらいと一緒だって毛嫌いしてるけどね。
自分で作業しないとお前みたいな意見が出るわけだ。
全身ヘドロだらけの仕事なんだから給料倍出してもいいと思うぜ?
地中化したメリットなんか景観がどうのこうのだろ。
景観なんて個人の主観によるもの。
単に勘違いした馬鹿が騒いでいるだけ。
そんなくだらない事で電気料金上げられたり、税負担が増えたりしたらたまったものでは無い。
金は有意義に使え。
しかし、太平洋戦争時の米軍空襲により、都市は焼け野原に。戦争のショックから速やかに復興するために「一時的に」という名目で、電柱が立てられていきました。電線を地中に埋設すると、架空線をかけるよりも高い費用がかかり、「まずは電柱で電気を送り、余裕が出てきたら地中化しよう」ということになったのです。
ところが、日本はその後、高度経済成長期に突入。電気や電話の需要がどんどん高まり、電柱を次々に立てて対応しなければなりませんでした。そうして、本来は「一時的」のはずだった電柱が、「当たり前」のものになっていったのです。
あれのせいで安心して移動出来ないんだよ
電柱を避けて道の内側に踏み込んだ瞬間に車に当たりそうになる
空を見上げても邪魔くさい 散歩が楽しくなくなる要因
ましてや美観がどうちゃらなんて考えたこともないしどうでもいいわ
管理者がメンテやりやすいのが電柱ならそれでいいじゃん
欧米では少し郊外に行けば今でもメタル回線が主流
自転車で走行中に一部のアホな車が減速せず迫ってくるから、電柱部分でちょうどすれ違うときは危ない。
今後の技術発展次第でどうなるかわからんしな
もしかしたら
電柱がなくても電線を浮かせる技術ができるかも知れんし
電線がほぼ絶対に切断されないような技術ができるかも知れんし
ワイヤレス送電が当たり前になるかも知れんし
無理に変えたらその分、お金の無駄になる可能性がある
犬食うような奴らには分かるまいが。
・地下管路の経路は強制収用可能とします
・コンパクトシティに逆らって郊外や山間部に住み続けたい人は、地下管路通すカネないし電信柱も撤去するから自家発電で生活してね
・台風災害にはやたらと強くなるけど、一旦大規模停電したら復旧が長期化するので我慢してね
くらいは政府が説明しろと思う
1.豪走車を食い止める。
2.野鳥が電線で休める。
3.風情を醸し出す。夕日に染まる空に電線ある風景は最高、絵になる。
日本から救助隊支援を送った四川省地震レベルの奴なら、それなりのサイクルで発生していると思うが。
東日本大震災の時には、震度5強を記録したけどもな、東京・・・
震度4程度のものなら、結構ありそうだな、東京の場合・・・
余りにも耐震建物は多くて、倒壊していないから、大地震が来てないと中国人は思うのかもしれんが、日本の東京だから、地震の被害が少なくて、自国だと、建物倒壊ってことは判らんのだろうな、大陸の隣国の人々w
まだまだ使えるアスファルトを引っぺがしての道路工事なんかするより、コロナ不況対策+震災対応で電柱地下工事はすべき。少なくとも二車線取れない道路では。阪神淡路大震災でも倒れた電柱で緊急車両が通れない道路が多かった。建設国債をどんどん発行すべし。
「可能か不可能か」の話ではないよ。コストの大小の話であり、景観と実用性の話。
むしろ水道管とかガス管を管理してる側からすれば、電線みたいに地中に埋めずに管理したいぐらいかもね。
最近の中国人は朝鮮人と同じような事言ってるね
TOR荒らし対策で少しコメント制限中です。ご不便をおかけして申し訳ありません。